2018年11月16日金曜日

ハートカフェ(遺族の会)開催しました。

ステーションのグリーフカフェ
「ハートカフェ」がありました。

出席いただいた方々の近況を伺いながら、
今年はハーバリウムを作りました。















それぞれ、その人らしい作品ができました。
今回いらした方々は、
いろいろな思いを抱えながらも
今の自分を生きていらっしゃいました。

貴重な時間、
関わらせていただいたことに感謝いたします。
今回もまたご縁をいただいたことに感謝いたします。

第4回ハートカフェリーダー 古田島直美
 
 
 
 
<所長のつぶやき>
 
4回目を迎えたハートカフェ
今年は7家族の方々がお見えになりました。
再会に泣いたり、笑ったり
前半はフローリストの講師をお迎えして、
それぞれ思いのこもったハーバリウムづくり
お花に癒されました。
後半はトークタイム
ステーションの考えである、「思いやりのあるまちづくりを目指して」や
ハートカフェの目的:ご家族、親しい方の死を体験し、大きな悲しみを持たれている方、そこに関わる看護師、セラピストのグリーフワークであることをお伝えしました。
ご自分の思いを語る方、聴かれる方それぞれでした。
スタッフも一言ずつ、思いをお伝えしました。
心に空いた穴はなくならないと思いますが、
人生の最後を一緒に看まもらせて頂いた晴山苑
いつでもお話が伺えるよう努めて参ります。
                                                     土屋清美


2018年11月1日木曜日

第20回褥瘡学会@パシフィコ横浜 2018.9.28・29


毎年参加している褥瘡学会に今年も参加しました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

今年は埼玉医科大学形成外科教授 市岡滋先生が会長をされました。
内容は病院~在宅まで幅広く、またできるだけ現場の意見を吸い上げようとする思いが感じられる内容が多いと感じました。

エンド・オブ・ライフケアと褥瘡ケアをどう考えるかというシンポジウムでは
 
・体が辛くやってほしくないケア・望んでいないケアを本当にやらなくてよいか

⇒・何か辛くなくできる方法はあるか

 ・より良い生活とは?

 ・最善の方法とは?       を考えていくのが医療職の役割。

といういろいろな場面で起こる私たちの心の葛藤にポイントが当てられました。
エンド・オブ・ライフ期や褥瘡ケアに限らずある問題と思います。私たちはその方にとって何がより良い暮らしで、最善のことかを常に考えながら、仲間とディスカッションしながら、日々模索するのが役割なんだとあらためて感じました。
学習もさることながら、今回は事前登録者にビール無料券が付いていたり、ワインやソフトドリンクの無料提供もあり、お楽しみもたっぷりでした。

学会長を努められた市岡滋先生や開催にあたり協力された方々に感謝するとともに、いつもこの機会を与えて下さる飛鳥晴山苑にも感謝致します。ありがとうございました。これからの業務に反映できるよう頑張ります。
 
 
褥瘡ケアチームリーダー 看護師 久島 敏子
 
 
 
 
 
私は初めて学会に参加させていただきました。
 
会場に入るまでは「参加者みんなスーツなのかな?堅苦しい雰囲気なのかな?」シンポジウムでの話が難しくて理解できなかったらどうしよう」と不安でいっぱいでしたが、実際は会場全体もシンポジウムも和やかな雰囲気で内容も分かりやすかったです。
褥瘡ケアに限らず在宅場面で大切なことは「チーム医療」であること、チーム内格差がなく意見の交換が行いやすいことが重要になっていると改めて感じました。
多職種連携を図りやすくするためにお互いに顔の見える関係になること、次に腹を見せ合える関係になれると最高だということ、共通言語として医療用語を使わずどの職種が聞いても分かりやすい言葉で伝えること、その結果利用者様に良いケアを提供できるということを再認識できました。
また、リハビリ職としてポジショニングやシーティング等の求められていることに応えていけるように勉強していきたいと思います。
今回、学会に参加させて頂きたくさんの学び・やる気に繋がりました。ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
褥瘡ケアチーム 理学療法士 清水 友絵
 
 
《所長のつぶやき》
 
北区褥瘡対策TOKOωTOKOメンバー、沖縄から参加のWOC友人、前ステーション所長、
元ステーションスタッフ、ステーションの褥瘡ケアメンバー等、たくさんのお顔なじみの方々と学ぶ機会をいただきました。
 
知識のアップデート:#亜鉛の力 #ドレッシング材 #オムツ関連皮膚障害IAD等
響いた言葉:自分の周りにいい風を、自分がいい風になる。
 
慌ただしい毎日、私はいい風になっているか?
外部研修は自分を見つめるいい機会にもなります。
 
当ステーションでは褥瘡ケアメンバーが中心となり、新規利用者、褥瘡発生利用者のタイムリーなカンファレンス、月1回の褥瘡カンファレンスと2本立てで質の担保に努めています。
予防的視点、発生時のアセスメント、対策、ケア等スタッフ全員で考えます。
そのリーダーが褥瘡ケアチームです。
学会参加が個々のモチベーションやステーションの質の担保に繋がると考えます。
 
土屋 清美
 
Beer美味しい~