2022年5月16日月曜日

認知症ミニ勉強会

 









新オレンジプランでは高齢者の約4人に1人が認知症の人又はその予備群であり、高齢化の進展に伴い認知症の人はさらに増加し2025年には約700万人(約5人に1人)と言われています。認知症の人を単に支えられる側と考えるのではなく、認知症の人が認知症とともによりよく生きていくことができるような環境整備が必要と考えられています。

現在ステーションには認知症ケア専門士が3名在籍し、勉強会をステーション内で1ヶ月に2回行い知識の向上を図っています。

今月は地域包括支援センターの社会福祉士の方に成年後見人制度や高齢者虐待についての話をしていただき権利擁護についての学びを深めました。

認知症ケアの総論・各論・ケアの基礎や実際・社会資源についてスタッフ全員で学ぶことで認知症ケアの考え方や対応方法、訪問看護ステーションとしての役割や方向性を考えることができました。認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよりよい環境で自分らしく暮らし続けられるように我々にできることを考え、支援していきたいと思います。

作業療法士 浜田創