2021年12月13日月曜日

ステーション開設11周年学習会

 当ステーションは、12月1日にステーション開設11周年を迎えました。毎年開催している開設記念の学習会は、12月3日に開催しました。残念ながら、まだコロナ禍にあることもあり、ステーションスタッフのみでの学習会となりました。

今年は、今年度の「訪問看護と介護」や「理学療法ジャーナル」でも取り上げられている『臨床推論』について、東京都立大学大学院人間健康科学研究科在宅看護学准教授 島田恵先生をお招きし、講義とグループワークを行いました。臨床推論の考え方を学んだあと、日々の実践を振り返りグループワークをしました。日々無意識に実践しているケアが多いことを振り返り、根拠となっているものは何かと意識化する作業を行いました。グループワークを終えて、自分の考え方を振り返ることができ、また、実践を意識化することによりアセスメントで不足している点を理解したり、自分のケアを根拠を持って他者へ伝えるためにも重要であることが理解できました。

短い時間の中で多くの学びを得た学習会となりました。今回の学習会での学びを生かし、今後も利用者様により良いケアが提供できるように研鑽に努めていきたいと思っています。

看護師 君和田






2021年11月2日火曜日

「もしバナゲーム」

 ~余命わずかの想定で 自らの価値観を考え 皆で話し合う~


ステーション内のミニ勉強会でACP(アドバンス・ケア・プランニング)を学んだつながりから「もしバナゲーム」を体験しました。

初めてのスタッフがほとんどでした。

あと半年から1年の命と言われたら、あなたは何を大切にしたいですか?

という問いの元、カードを使って行いました。


35枚のカードには様々なことが書かれています。「痛みがない」「お金の問題を解決しておく」「機械につながれていない」「家族と一緒に過ごす」「死生観について話せる」「ユーモアを持ち続ける」「尊厳が保たれる」等々


大切にしたいカードが自分の手元に来なくて限られた中で選択をするという事もあります。このゲームを通して自分が大切にしたい事に気づくことが出来た、日々選択しながら生活していると改めて感じた、という感想をもらいました。


その時々で選ぶことが出来る人生であったら良いだろうなと思います。自分が大切にしたい事をゲームを通して改めて考え、周りの家族や友人に知って理解してもらえたら嬉しいですね。



                   管理者 石井万里

                                







2021年9月3日金曜日

亀と遭遇

 ウォーキング途中で道を横断中の亀に遭遇。

ゆっくりゆっくり一歩ずつ。犬に覗かれ頭をかくし・・・

いつになたら目的地へ着くのやら。

そんな事を考えながら速足でのウォーキング再開。

毎日自分で自分をせかせて、一日が過ぎていく。

気付くと浅い呼吸になっている。

たまにはあの亀のようにゆっくりゆっくり一歩ずつ

深く呼吸をして、ゆとりを持って一日を過ごしていきたい。

そんなことを考えさせてくれた出会いに感謝。

事務 桜井







2021年8月4日水曜日

福祉住環境コーディネーター

 日本がオリンピックで盛り上がっている中、『福祉住環境コーディネーター』を受験しました。福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障がい者に対して住みやすい住環境を提案するアドバイザーと定義されており、その知識は環境調整の提案をする上で必須となってきます。

また、新型コロナウイルス感染症の影響で今年度からインターネット経由(IBT)での試験へと変わりました。自宅のパソコンから受験する為、不正行為予防策としてカメラ・音声の録音録画、試験官に室内の様子を360度見せる等事前準備も必要となっています。

その様な準備・勉強に励み、試験結果は・・・合格!!

これでセラピスト3名全員が福祉住環境コーディネーターの資格所有となりました。今後の訪問現場で役立たせるためにも研鑽を重ねていきたいと考えています。

サプライズでスッタフから嬉しいプレゼントもありました。




理学療法士 清水友絵


2021年6月28日月曜日

北区在宅ケアネット

 新型コロナウイルスによる影響で大変な状況ではございますが、皆様はお変わりなくお過ごしでしょうか。現在、飛鳥晴山苑では毎週PCR検査を行っております。

6月3日、北区在宅ケアネット『ZOOM開催:多職種連携研修会』にスタッフ3名が参加しました。研修内容は講義(①新型コロナウイルス変異種②変異種ごとの隔離③退院基準の変更④制度⑤ワクチン)と事例検討でした。講義は最新のエビデンスやデータについて知る事ができ日々の感染予防に繋がりました。事例検討は各グループ6名程度でワークショップを行い、専門職種がそれぞれの問題に向き合いながら意見交換しました。オンラインでしたが顔のみえる連携となり有意義な時間でした。

新型コロナウイルスは発熱時に一番感染力が高いことが判っています。感染者、感染疑いの方に訪問する際にはPPEの装着・生活に関わる最小限ケア・訪問時間を最後に調整し関わる人を限定にする・MCSで日々の様子について情報交換する等が重要であると今回の講義とワークショップで再認識しました。今後も感染対策に留意し訪問していきたいと思います。


理学療法士 山内亮平

久しぶりの映画鑑賞

 「いのちの停車場」

観てきました。

在宅医療の様々な形、老々介護、治療の選択、末期がんと分かっていても自分らしく生きる、末期がんの子供の願いと親の想い、痛みからの解放への葛藤、等々              

あまりにも多くの事を考えさせられ、自分の課題を突き付けられた気持ちになりました。観終わった後は少々疲れが・・・脳内疲労ですね。

でも吉永小百合さんは本当にお綺麗でした。

広瀬すずちゃんもキュート。

こんな2人が訪問してくれたら気持ちも穏やかになれそう~

他の出演者も皆さん個性的で素敵でした。

西田敏行さん演じる医師の「一緒に考えませんか?」という言葉が良かったなぁ...

感染対策をした映画館は、圧迫感もなくゆっくりと鑑賞できました。

皆さんも映画鑑賞、いかがですか?



管理者 石井万里

2021年4月14日水曜日

令和3年度スタート

 例年より早く桜が開花し、桜の花びらが舞う中、令和3年度がスタートしました。

新型コロナ感染症の影響はまだまだ続いておりますが、訪問看護ステーション飛鳥晴山苑は、今年度も引き続き感染予防に細心の注意を払い訪問看護を行って参ります。

スタッフは総勢10名。

看護師6名、作業療法士1名、理学療法士2名、事務1名です。

現在は4歳から104歳の方へ訪問させていただいています。

スタッフは、呼吸ケアチーム、認知症チーム、褥瘡チーム(スキンケア全般)、エンドオブライフケアチームに所属しており、各学会や研修に参加しスキルアップを目指しております。

療養者の皆様に満足していただける看護・リハビリが提供できるように日々努めて参りますので、今年度も訪問看護ステーション飛鳥晴山苑をどうぞよろしくお願いいたします。

令和3年4月  管理者 石井万里




                                     


2021年1月25日月曜日

年初めの評価

 晴山苑の訪問リハビリでは状態変化によって適時評価を行っていますが、年末年始にかけてリハビリで関わる利用者様全員に対して再評価を毎年実施しています。

行うことによって1年間の変化の振り返りをすることや、今後の相談をしながら在宅生活の支援を考えています。




作業療法士 浜田

2021年1月13日水曜日

今の気持ち

 2020年、目まぐるしく1年が過ぎ、2021年が明けて気付けば2週間。

今年はどんな一年にしようかと考えている間に終わらぬようにしたいです。

先日、小学3年生の次男が書いた詩が目に留まりました。

「ミミズ 

 のびてちぢんでの くりかえし いつもひっしに あるいてる 」

私も、行ったり来たり、進んでは立ち止まりしながら毎日を生きてるなぁと思いました。

まだまだ先の見えない日々で不安もたくさんありますが、

必死でなくても、毎日を丁寧に過ごしたいです。

皆様、今年もよろしくお願い致します。



看護師 植野