2023年12月25日月曜日

周年学習会

 12月1日 訪問看護ステーション飛鳥晴山苑は開設13年を迎えました。

周年行事の学習会を12月8日に開催しました。コロナは5類に移行となりましたが、今年も飛鳥晴山苑施設職員のみでの学習会となりました。


学習会では、『認知症者の食支援』をテーマに、東京都認知症疾患医療センター オレンジほっとクリニックの認知症看護認定看護師住井明子氏をお招きして、「食支援における訪問看護師の役割」について学びました。

認知症の経過で「食べられなくなること」は、ケアをするにあたってしばしば問題になることがあります。認知症者の食支援については、加齢による感覚器の低下など環境要因をアセスメントすることが必要不可欠であり、早朝から環境を整えることが大切です。

そして認知症者の食支援をするためには、食べさせることを目標にするのではなく、本人の楽しみを目標にする、本人の好みに合わせて食べられるだけ食べて、無理には食べさせないというComfort feeding Only の考え方が重要であると理解することができました。

今回の学習会を通して学んだ事を生かして、より良い支援につなげることができるようにしていきたいと思っております。


看護師 菅原







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